弥生時代の生活の特徴とは

現代とは全く違う環境の中で生活していた弥生時代の人々。

現在の日本での生活に欠かせないものとなっているインターネットや携帯電話はもちろん弥生時代にはありませんでした。

そんな弥生時代の生活の様子を現代の日本を生きる私たちが想像するのはなかなか難しい事。

しかし、弥生時代の生活の特徴を捉えることでどんなものだったのかを大まかに知ることはできます。

では、弥生時代の生活の特徴はいったいどんなところにあったのでしょうか。

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人の生活を変えたのは?

縄文時代と弥生時代では、人々を取り巻く自然環境には特に変わったところはありませんでした。

しかし、それにもかかわらず、縄文時代と弥生時代では人々の生活に多くの違いが見て取れます。

弥生時代の特徴の一つである水田稲作はもちろん、青銅器や鉄器などの金属器が日本に伝わり、人々の生活を取り巻く道具の中に馴染んでいったのも発掘された道具などからわかります。

また、織物の方法や技術が日本にやってきたことで人々の衣服にも大きな影響を与えていくことになったのです。

弥生時代の人々の生活は朝鮮半島や朝鮮などから伝わってきた新しい技術や文化から大きな影響を受けていたのです。

生活の中心は?

朝鮮半島や中国などから様々な新しい技術や文化がやってきた弥生時代の日本。

それまでの人々の生活はそれらの新しい文化や技術により大きな変化を遂げることになったことが弥生時代の人々の生活を物語る特徴の一つ。

そんな弥生時代の人々の生活の中に、やがて生活の中心となる存在が根付いていきます。

弥生時代の人々の生活の中心となる存在とは、稲作などの農耕の事。

弥生時代に全国に広まった稲作は多くの労働力と多くの手間暇を必要としました。

それに関係する事として、弥生時代の人々の生活では銅鐸を使っての祭祀などが行われていたことがわかっています。

そして、その祭祀の内容は豊作を祈るものであったり、収穫を感謝する儀式もあったのではと考えられているのです。

生活の節目節目に祭祀が行われていたと考えられていることからわかるように、弥生時代の人々は稲作の農耕サイクルに合わせて生活パターンを変えていったのです。

弥生時代の人々の生活は、稲作を中心として変わっていったのです。

特徴はこんなところに

狩猟採集を行っていた縄文時代から大きな変化を遂げた弥生時代の人々の生活。

当時の人々の生活パターンが稲作などによって変わっていったように、弥生時代の人々の生活の特徴はそれまでになかった新しい文化がはいってきたことによって新しく出来たものでした。

縄文時代から弥生時代にかけての生活の特徴は、それまでになかった新しい文化が朝鮮半島や中国から伝わってきたことによってもたらされたものだったのです。

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